スリット加工

スリット加工

金属全般(一部非金属)の受託スリット加工を行っております。
最大素材幅は400mm、最小製品幅は現行0.6mm幅をスリットしています
実績としては板厚0.05mm×幅0.05を成功しました。

例)SUS304 t0.05×w0.75

◆材質


鋼種としては、銅系(純銅、ベリリウム銅、リン青銅、銅チタン、銅鉄、黄銅など)、ステンレス系、ニッケル系(純ニッケル、ニッケル合金など)、モリブデン、チタン、アモルファス、アルミ、SK材、ベーナイト、ケイ素鋼板、ハンダなど。
メッキ材も金、銀、ニッケル、スズ、ハンダ、ストライプなど多品種をカバーしています。
非金属では、樹脂やテフロンなどの多岐にわたる材料をカバーしています。

◆極細幅


弊社の特色として細幅を得意としており、一番細いものでは純銅の板厚0.05mm×幅0.05mmの角線スリットに成功しています。
0.045mmカッターと0.05mmライナーの製作に成功したことにより実現しました。
同時に0.15mm、0.25mmの角線もクリアしています。

現行で多い加工サイズは板厚0.02mm~1mm程度、製品幅は0.6mm~一般的な幅まで行っていますが、ファイバーにおいては板厚2mm×幅2.4mmのほぼ角線に近いサイズも量産スリットしています。

◆キズ無しスリット


リフローメッキ材など表面にキズが付き易い素材でも、弊社独自のシステムによりカッター痕・擦り傷皆無での加工を可能としました。

◆カエリ(バリ)を最小限に


横幅でカールが大きくなってしまう物など、例えばリン青銅0.4mm×1.2mmのスリット加工では同時にレベラー矯正をかけカールを最小限に調整することが可能です。

電磁フリクション巻取りシャフト


リフローメッキや箔等の巻取りは電磁フリクション巻取りシャフトにて各コインを無傷で均一に固巻きできます。
※有限会社五月工業特許取得

◆関連


スリット加工後におけるカール矯正、バリ取りなどの処理も可能です。曲がり(キャンバー)矯正も受注しています。

独自のエッジ加工技術により、材料幅の微細なサイズダウンも可能です。

カッターが摩擦しやすい材料に対してのカッターの開発やその他のさまざまなスリット加工における問題も自社開発の装置、技術でクリアしてきました。

SKD、SKH、超硬など各種カッターの販売・再研磨もおこなっています。
素材に合わせたカッターの選定も行います。(特に超硬カッター)